盲導犬の授業と「刺激と反応の間のスペース」
- Akihiro Arakawa
- 22 時間前
- 読了時間: 2分
今日は1時前に目が覚めてしまいました。そのまま眠れそうになかったので、『徳川家康』を聞きながらうとうとしていると、いつのまにか5時になっていました。このまま寝てしまうとかえって朝起きるのがつらくなるため、5時に起床して仕事を始めました。
今日は都内の高校で盲導犬に関する授業を行いました。授業は私と盲導犬との出会い、良かったことや困ったこと、私の体験談の紹介、そして生徒たちが楽しみにしていたジジくんとの触れ合いタイムで構成しました。高校生たちは皆積極的で、ハーネスを外したジジくんに触れたり、犬についてさまざまな質問をしたりして、楽しそうに過ごしていました。子供もあのように学校に行くと良いのになあなんて改めて考えてしまいました。
今日の『7つの習慣』の読書では、「刺激と反応の間のスペース」をどう使うかがテーマでした。たとえば人にぶつかられたとします。即座に怒るのも反応ですし、ぐっとこらえて「大丈夫でしたか」と声をかけるのも反応です。無視することもまた反応です。本書によれば、人間には自覚・想像・良心・意志の4つが備わっており、これらを使って刺激と反応の間のスペースを意識的に活かすことができると書かれていました。
私は忙しかったりイライラした直後などに、ついすぐ反応してしまうことがあります。反応してから「あんな言葉を言わなければよかった」と後悔することが少なくありません。しかし一度口に出した言葉は消えず、自分の脳にも残り、相手の記憶にも刻まれてしまいます。私にとって得られるものは何もありません。改めて刺激と反応の間のスペースについてじっくり考え、自分がどのような状況でそれを使えていて、どのような状況で使えていないのかを見直してみようと思いました。
