充実した一日と視覚障害者協会への思い
- Akihiro Arakawa
- 2 日前
- 読了時間: 3分
昨日は頭痛がして20時には寝てしまったので、今日は3時半に目が覚めました。それでも3時半まで寝ていたので、約7時間半眠ったことになります。私としてはたっぷり寝た感じがあり、昨日までの頭痛もすっきりし、とても爽やかな朝を迎えることができました。やはり疲れた時に休むことは重要ですね。
睡眠をしっかり取ったおかげで頭の回転もとても良く、普段なら少しストレスを感じながら行う事務作業もスラスラでき、普段は1日かけてやるような仕事を1、2時間で終わらせることができました。人間にとって集中力というのは本当に大切だと感じながら仕事をしていました。
そして朝食前には軽く筋トレを実施し、ますます絶好調。やはり体を鍛えることは大切ですね。
午前中は、今日アップするRivoと、木曜日にアップするHableOneのYouTube録音を行いました。これまでずっと画面収録で作業していましたが、前回から香織ちゃんのMacに接続して、直接動画を撮影しています。私自身、緊張感があるためかミスも少なく、スムーズに録音ができました。また、香織ちゃんも横で見ながら確認しているので、編集箇所もすぐに把握でき、その場で修正してすぐにアップできたようです。これまでYouTubeの録音が自分の中では少し重荷に感じることがあったのですが、これでようやく波に乗って進められそうです。
午後は、木曜日にインスタコードの音声マニュアルを作成するため、オーディオプロセッサーに2人分の声とインスタコード2台、さらにオーディオノートを含め、5系統の音声が入力できるよう準備しました。週末には不足していたケーブルなどを買い足し、それらを組み合わせて録音テストも実施しました。
オーディオプロセッサーのつまみや音量設定が複雑なため、最初は私がいくら録音してもマイク2の声が入らず苦戦しましたが、単に音量が下がっていただけでした。香織ちゃんがプロセッサーの操作を担当し、私が録音を行うようにしたところ、すべてスムーズに解決。やろうと思っていたことが一気に片付き、とてもすっきりした一日でした。
夕方には、私のよく知るお客様が来社されたので、少しご挨拶をしました。その方は東京都の視覚障害者協会の役員を務めている方です。私が顔を出すと、「今度栃木で講演するんだよね」と声をかけられ、驚きました。そうです、講演は2月の終わりなのですが、原稿の締め切りは12月初め。まだ原稿を1文字も書いていないので、そろそろ取りかからなければなりません。
その後、現在の視覚障害者協会の活動についていろいろと話をしました。よく「協会に入ってもメリットがない」と言う方がいますが、私はそうは思いません。同行援護や日常生活用具の制度など、多くは視覚障害者団体の活動によって実現したものです。目先のメリットだけで入会を判断するのは違うのではないでしょうか。
実際に加入している人は全体の約1割程度と言われています。よく「RivoやHableOneが日常生活用具にならないのはラビットが活動していないからだ」と言われることがありますが、それは誤解です。メーカーがいくら役所に働きかけても採用されることはなく、あくまでも地元の視覚障害者の声によって実現するものだと思います。
それなのに、地元の協会にも入らず、活動もせず、声も上げなければ、いくら良い製品でも日常生活用具にはならないでしょう。協会に1割しか加入していないということは、残りの9割の人は「そのようなものは必要ない」と行政から見なされても仕方がないのかもしれません。直接活動に参加しなくても、会員として名を連ねているだけでも十分に意味があると、私は思っています。
