怒ったのはいけないこと!
- Akihiro Arakawa
- 2 日前
- 読了時間: 2分
今日も夜中に目が覚めてしまったので、横になって本を聞いていました。
そして朝は、トモちゃんがベッドに来て、6時になったことを教えてくれました。
今日は家で仕事をするため、9時前に香織ちゃんと一緒にトモちゃんの散歩に行きました。
しかし、今日はとても寒く、トモちゃんは私に抱かれたまま震えていました。
いつもなら少しは道路に降りて歩くのですが、今日はずっと抱っこされたままでした。
サイトワールドのボランティアさんも、「11月より10月の方が寒くなくて良いのではないかなあ」などと思ってしまいました。
戻ってからは事務的な仕事に集中。
サイトワールド期間中はできなかったので、集中して行っていました。
夕方は久しぶりに家族5人でスーパー銭湯へ。
手続きをして中に入ると、係の男の人が来て、私ではなく家族に「白杖はお風呂には持ち込まないように」などと言いました。
そんなことで腹を立てるのはつまらないと思いつつ、ちょっと頭にきてしまいました。
私に言うならまだしも、家族に言うこと。
当たり前のことを馬鹿みたいに言うこと。
しかもお客様に対して上から目線で。
こんなところでお金を払ってお風呂を楽しむ気分にはならず、出てしまいました。
かわいそうなのは他の家族ですが、みんなも少ししてから出てきました。
結局お風呂には入らず、家の近くで食事をして帰りました。
でも、私は言われたことに対して、なぜ怒ったのだろう?
私に直接言わなかったから?
プライドを傷つけられたように感じたから?
でも、こんなことがあると、白杖をカバンにしまいたくなるような気がします。
そんなことは常識で、私はちゃんとわかっているのに。
それでも、ふいに突きつけられると、心の奥がざわついてしまう。
「見えないこと」を理由に、知らない人から突然線を引かれると、まだこんなにも痛いのかと思いました。
でも、香織ちゃんや家族がそばにいてくれて、怒りも少しずつ溶けていきました。
トモちゃんの寝息を聞きながら、今日一日の出来事を思い返すと、
「もう少しだけ、優しくなりたいな」と思えました。
