AIとともに作ったマクロと、寒い朝の出来事
- Akihiro Arakawa
- 1 日前
- 読了時間: 6分
今日は5時過ぎに目が覚めました。起きようと思っても寒くて、なかなか布団から出る勇気が湧いてきません。なんとか起きてGoogleに今の天気を聞くと、気温は1度とのこと。まるで真冬のような気温です。これでは寒くて起きたくないのも仕方がないなと思いました。
でも、昨日天気が悪かったせいなのか、花粉はそれほどひどくありませんでした。
今日は、昨日香織ちゃんが買ってくれたパンをお昼に食べようと思い、それを持ってジジくんと沼袋の駅に向かいました。改札に入ろうとして、ふと、この間Apple Watchに設定している定期券がうまく動作しなくて困ったことを思い出しました。パスコードのロックを解除していなかったため、定期券が反応しなかったのです。
今日はどうだったかなと思い、道路の途中で立ち止まって確認してみると、やはり今日もパスコードロックを解除していませんでした。あわててロックを解除してから改札に入りました。
ちょうど電車が来る時間だったので、もしかして電車がもう来ているのかなと思い線路の方に近づくと、ジジくんがピタッと止まりました。あ、まだ電車はいないんだなと思い、その場で待っていると駅員さんが来て「もう少し下がってください」と丁寧に教えてくれました。
そもそもこの駅は非常にわかりにくく、しかも現在工事中で足元の状況がかなりわかりにくくなっています。私は点字ブロックを越えたところで待っていたらしく、電車がかなり近くを通ったので少しびっくりしました。
午前中は事務所で仕事をして、午後はお客様のパソコン指導のため外出しました。東武東上線への乗り換えは、もう慣れているのでとてもスムーズです。
改札を入るところで親切な方が声をかけてくれました。私は「大丈夫です」と答えたのですが、「どちらの電車に乗られますか?」と聞いてくださいます。急行に乗りたいと伝えると、その方は急行のホームまで案内してくださり、さらに座る場所まで教えてくれました。
「今、何号車の何番ドアの前ですよ」と、とても丁寧に説明してくれました。本当にありがたいことです。
今日の指導内容はiPhoneが中心で、それに加えて少しOutlookの説明も行いました。私が教えに行くのもあと1回ということで、お客様は「この先一人で使えるだろうか」ととても不安そうでした。
ただ、使い方を学ぶということには、どこまでいってもゴールがありません。新しい機能は次々に出てきますし、使い方もどんどん変わっていきます。大切なのは「すべてを覚えること」ではなく、「困ったときに調べる力」や「少しずつ慣れていくこと」なのだと思います。
帰りも、西武線に乗るときに親切な方が声をかけてくれました。ホームでドアの前に立っている人にも声をかけてくださり、私が乗りやすいように配慮してくれました。本当にありがたいことです。世の中は、以前よりもずいぶん親切になったなあと、しみじみ感じました。
そして今日、とても感動した出来事がありました。月に1回行っている仕事の話です。銀行の残高と仕訳側の銀行残高を照合する作業があります。何も問題がなければぴったり一致するのですが、別々のシステムと連携している関係で、なかなかそうはいきません。
余分なデータを削除したり、足りないものを追加したりする必要があります。どちらかというと、余分なものを削除する作業の方が多いです。
まず、どの日付の残高が違っているのかを見つける必要があります。これだけでもかなり時間がかかります。1日のセルを探して2つのセルに貼り付け、差を出す式を入れてゼロかどうかを確認します。それを1日から30日まで行うので、土日を除いても20回ほどコピーして貼り付ける作業が必要になります。
銀行側はまだ場所がある程度決まっていますが、仕訳のデータは膨大です。目的のセルを探すだけでも大変なので、このコピーと貼り付け作業はかなり面倒でした。
そこで、集計シートと明細シートを作り、集計シートで関数を使って集計する方法を考えました。これはなかなか良かったのですが、翌月に使うときに問題がありました。セル結合を多用しているため、シートを一度すべてクリアしてから新しいデータを貼り付ける必要があります。
そうすると、集計シートの関数がすべて消えてしまい、また関数を入れてコピーし直さなければなりません。
「これ、マクロでできたらいいのにな」と思いました。でも、あまりに複雑そうで、私には書けそうにありません。
そこでふと思いました。
「そうだ。AIに書かせたらどうなるんだろう?」
プロンプトを書いてマクロを生成し、それをExcelのVisual Basicエディターに貼り付けて実行してみました。すると、なんとなく動いたのですが、結果は私が思っていたものとは違いました。
コードを見てみると、それらしく書いてあります。つまり、指示の出し方が悪かったのだと思いました。AIが「このような考え方で構造を作りました」と書いている説明をよく読み、もう一度プロンプトを書き直しました。
そして再び実行。今度は結果が少し近づいてきました。
さらにプロンプトを、人に仕事を指示するような気持ちで、細かく条件を書き足していきました。そしてもう一度実行。集計シートを見ると、数字が入っています。
でも、なんだか違うセルがコピーされているのではないかと思い、実際のデータと照合してみると、なんと完璧にできているではありませんか。
このマクロを作り始めてから、わずか30分。プログラムを一から書いていたら、とてもこの時間ではできません。そもそも私は最初から「自分には無理だろう」と思っていたのです。それが、たった30分で完成してしまいました。
大切なので、このプロンプトはテキストで保存し、作成したExcelのマクロブックも保存しました。将来修正するときには、プログラムを直接直すこともできますし、プロンプトを修正して再生成することもできます。
私はもともとプログラムを書く仕事をしていました。当時はもちろんAIなどありませんでしたが、会社に入って4年ほど経った頃、「自動プログラミング」と呼ばれるCASEツールが流行り始めました。同時にWindowsも台頭し、私はこの職場で続けていくのは難しいと感じて退職し、視覚障害者向けソフトの開発に転職したという経験をしています。
これまでは「VBが書ける」ということが一つの能力でした。しかし、AIがここまでできるようになると、VBが書けるということ自体は特別な能力ではなくなってしまうのかもしれません。
これからのプログラマーには、もっと高いレベルの能力が求められるのだろうと改めて感じました。一方で、優秀なプログラマーであればAIをうまく使いながら、さらに高い生産性を実現できるのだとも思います。
つまり、昔よくあった「勉強のための下請けプログラマー」のような仕事は、もうないのかもしれません。
これから先、どんな未来が作られていくのか。
少し楽しみでもあり、同時に少し恐ろしくも感じた一日でした。
それでも今日感じたのは、AIが進化しても、人の親切さは変わらないということでした。駅で声をかけてくれた方々の優しさと、AIが作ってくれたマクロ。その両方に助けられた、なんとも不思議でありがたい一日でした。
