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Meta AIとOOrionアプリの連携で広がる視覚サポートの可能性

今日は実際にMeta AIでOOrionアプリを使ってみました。


まずiPhoneにOOrionアプリをインストールします。そしてMeta AIとリンクできるように設定を行います。ここまでが準備です。Meta AIを使っている最中はOOrionを使うことはできません。また、OOrionを使っている時にMeta AIを使うこともできません。どちらもiPhoneの操作で切り替えればいいだけなので、そんなに不便ではありませんでした。


では、実際にOOrionを使うための手順を紹介しましょう。まずOOrionを起動します。そこから標準メニュー機能を選択する、そして近くのオブジェクトを実行します。OOrionの準備はこれだけです。


そうするとなんと、リアルタイムにMeta AIのカメラが認識したものをOOrionが喋ってくれるではないですか。


最初は車に乗った状態で試してみました。すると、自転車に載った男性や看板、車の色、交差点などを教えてくれました。車を降りて会社まで歩く通路で試してみると、「左側にポスト」などと話してくれます。でも、スカイパレスの通路は狭いので、エレベーターは認識してくれませんでした。


そしてRabbitの部屋の前まで行き、OOrionを終了してMeta AIに「この部屋番号はいくつか」と確認すると、撮影をして部屋番号をちゃんと読んでくれました。これでホテルの部屋番号なども読んでくれる可能性が非常に高まりましたね。


帰りは、実際にもっと歩く距離を伸ばしてやってみました。OOrionを近くのオブジェクトモードにして歩き始めます。スカイパレスを出て信号の方に歩いていくと、「信号」とは言ってくれませんでしたが、「まもなく横断歩道」と言ってくれました。当然、赤や青といった信号の色などは、現段階ではわかりません。


そのまま西武線の駅に向かって歩いたのですが、西武線の階段などは見つけられませんでした。理由の一つとして、オブジェクトをいろいろな種類で選んでいるため、こちらが欲しくない情報もたくさん読み上げてしまい、本当に必要な情報を見つけられないという点もあります。実際に「このオブジェクト(いわゆるこの物)を探してほしい」と指定してやってみると、また違った動作になると思います。


ホームの上に立って色々見渡していると、次の電車の時間を読み上げたり、電車が止ると「電車が止まってドアが開いている」などと読んでくれたりします。しかし、これらもタイミングが重要です。リアルタイムで処理しているので、その一歩手前のものを読んでいるのか、現在のものを読んでいるのかは実際には分かりません。そのような場合には、一度撮影をしてMeta AIに読ませる方がいいかもしれません。


電車に乗り、車内の広告を読むかどうかやってみましたが、「広告の掲示がある」という風には読んでくれたものの、内容までは残念ながら読んではくれませんでした。でもある駅でドアが開いた後に、「ホームの向こう側に階段とエレベーターが見えます」と言ってくれました。ということは、私の乗った位置から、その駅は階段とエレベーターが近くにあるのだなということがわかります。


ちなみにそこは私が降りる駅ではありませんでしたが、今度は沼袋の駅で降りて、通路を通って反対側に歩いていきます。つまり線路の下をくぐる形になりますね。そうすると、「上り階段を上がっている人がいます」などと言ってくれるので、「あ、もうしばらくすると上り階段があるんだな」ということが事前にわかります。階段を上ると改札口が出てくるのですが、「改札口が3個あります」のように改札口もしっかり説明してくれました。


つまり、直線が長く、障害物があまりなく、メガネがちゃんと捉えていれば、改札や階段などの物を見つけてくれそうです。


そこから家までOOrionをオンにしたまま歩きましたが、「ファミリーマートがある」というのを教えてくれたことと、私が家に曲がる曲がり角で「床屋がある」というのを教えてくれました。どちらもすでに分かっていた内容ですけどね。他のお店は存在こそ分かりましたが、名前などは教えてくれませんでした。つまり、壁の色や電柱など、そういった細々したことを一生懸命説明してくれたわけです。


また、路上駐車がある時に「前に青いトラックが止まっています」のように教えてくれました。そのトラックが端に寄っているのか、どっちに寄っているのかまでは分かりませんが、直進道路でトラックが停まっている、つまり歩道にトラックが停まっている場合などには便利かもしれません。ただ、歩道と車道が分かれている時に、そのトラックが車道に止まっているのか、それとも歩道に止まっているのかまでは、もしかしたら現時点では分からないかもしれません。


タイムラグはだいたい10秒くらいあるのではないのかなと思います。なので、一度立ち止まって何かを確認するという使い方ならいいのですが、リアルタイムに物にぶつからないように歩けるかというと、そういった目的で現段階のカメラを活用するのはとても危険だなと思いました。


新しい技術を実際に街中で使ってみると、事前の想像以上に便利な部分と、まだまだ課題が残る部分の両方がはっきりと見えてきます。10秒ほどのタイムラグがある現状では、歩きながらの安全確保として使うには危険ですが、立ち止まって周囲の状況を把握したり、目的の場所を特定したりするための強力なサポートツールにはなり得ると感じました。技術の進化を肌で感じつつも、過信しすぎず、安全第一で賢く使いこなしていきたいものです。

 
 

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