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眼鏡の価格にビックリ!?

執筆者の写真: Akihiro ArakawaAkihiro Arakawa

今日はホテルの最終日。

朝食は私はサブエイ、かずくんはマクドナルドで購入。

香織ちゃんは昨日のケーキの残りを食べました。

ホテルは12時チェックアウトだったので、私は朝食後、仕事をしていました。

ホテルは12時にチェックアウトして、そのまま副都心線で新宿方面へ。

私は14時から若松河田、香織ちゃんは高田馬場で眼鏡の相談に行く予定になっていたので、東新宿で別れました。

別れた後、カラちゃんは歩きながら、何度も何度も、後ろを振り向いて、香織ちゃんとかずくんがどうしたのか気にしていました。

若松河田では、改札を探すのに大変でした。

私とカラちゃんが迷っていると、声を掛けてくれた方がいて、改札の前まで教えてくれ非常に助かりました。

最近迷っても、声を掛けてくれる方が非常に多くなりました。

とても助かります。

14時からは、日盲社協のホームページに関するミーティング。

実際の画面を見せてもらいながら説明を受けていました。

でも、私には正直よくわかりません。

このままだとただ参加しているだけになってしまうので、現在の途中の状態を直接確認したいとお願いしました。

そしてメールでURLをお聞きし、私はNetReaderで無事に読む事ができました。

しかし、説明を聞きながら音声でサイトを確認するのは簡単な話ではありませんでした。

みんながどの部分を話しているのか、どこを説明しているのかパソコンの音声を聞こうとすると人の話は聞けないし、人の話を聞くとパソコンで状態は確認できないし。

事前にURLなどを聞いて予習しなくてはいけなかったと反省しました。

私は後でゆっくり確認しよう。

センターには家族が迎えに来てくれたので、カラちゃんは大喜び。

そして、無事に帰路。

家に帰ると、クララちゃん、ココアちゃんは大はしゃぎ。

クララちゃんが私に飛びつくと、そこにココアちゃんが飛びつき大騒ぎ。

クララちゃんはようやく私に抱っこをしてもらえると顔中なめて、喜んでいました。

そして、今日のメイン。

香織ちゃんが眼鏡屋さんに行った結果を聞きました。

「驚かずに聞いてね!」

と言われたので少しは覚悟をして話を聞いたのですが、価格を聞いて「・・・」。

約3分ほど平静にはなれませんでした。

でも、目が見えるかどうか、お金で決めてはいけません。絶対に目が見えた方が良いに決まっているのですから。

価格にビックリした私はちょっと悪いことをしてしまったなあと後で謝罪しました。

立ち直ってからは、素直に喜びました。

「今まで見えなかったものが見える」と嬉しそうに話す香織ちゃんを素直に喜ぶことができました。

そこでいろいろ考えてみると、最近食事を食べたり、買い物に行っても、はっきり教えてくれないようになりました。

それは面倒臭いから私に説明しないのではなく、読みにくいので教える事ができなかったのだと。

見えにくいことを伝えて、私を心配させたくないという、彼女なりの苦悩だった。でも、誰もが普通に歳を重ねると視力が低下しますから。

他人を理解するというのは、できていそうで全くできていないなあと改めて感じました。


 

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