荒川明宏
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プロフィール
生まれ変われるとしたら
「目が見えない人生で、もう一度やりなおしたい」と心から言いたい。
私は9歳で失明しました。中学、高校時代は特別な夢もなく、目が見えないのだから何もできなくてしかたがないとあきらめた生活をしていました。高校3年生のある日、目が見えなくてもコンピュータの技術者になれるかもしれないと知った時から私の人生は大きく変わりました。
情報が少ない中、様々なプログラミング言語を習得し、視覚障害者関連の様々なソフト開発をしてきました。
いま、SDGsの取り組みがなされています。
視覚障害者関連では、目標3の「すべての人に健康と福祉を」、目標8の「働きがい」が該当するかと思います。特に「働きがい」は重要です。一般企業で就職したとしてもいつも同じ仕事、スキルアップなどがなされなければ、会社内での人間の成長は難しくなります。自然と働きがいもなくなるのではないでしょうか?
2024年4月から、障害者差別解消法が本格的に施行されます。障害者への対応を「義務」と捉えるのでは無く、新たなビジネスチャンスとなるような社会になればと思っています。私はこの事業を通じて、雇用されている視覚障害者がより能力を発揮、企業と社会に貢献できるコンサルをしたいと思っています。そして、10年後には、「障害者雇用」という言葉が死語になり、本当の差別がなくなる社会を目指します。
現在
学歴・職歴
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株式会社ラビット代表取締役社長
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社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会 常務理事
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NPOサイトワールド 理事長
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一般社団法人日本視覚障害者サポート協会理事長
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社会福祉法人視覚障害者支援総合センター評議員
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一般財団法人一枝のゆめ財団評議員
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ルーテル学院大学非常勤講師
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1966年:東京都生まれ
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1975年:網膜剥離で失明
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1988年:(社福)日本ライトハウス情報処理学科卒業
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1989年:R社にシステムエンジニアとして入社
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1993年:㈱アメディアにシステムエンジニアとして入社
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1995年:同社常務取締役に就任
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1999年:㈲ラビット設立
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2001年:株式会社へ組織変更