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視覚、触覚の記憶

私はよくネットスーパーで食料品などを注文します。朝9時までに注文するとその日の夕方に配達してくれるので、とても便利に利用しています。私がかごに入れるのは、私が食べたいものばかりですけれど。


ところが、最近買い物をしても食べるのを忘れてしまいます。今日も香織ちゃんに「ヨーグルト食べるの忘れてない?」と言われてしまいました。自分で言うのもなんですが、私はかなり特殊な記憶力の持ち主です。冷蔵庫の中の賞味期限など聞かれれば忘れません。それなのに、私が買ったものを食べるのを忘れてしまうのはどういうことなのだろうかと考えていました。


以前は届いた商品を私が2階の部屋に入れ、一つずつ出して香織ちゃんに渡していました。しかし、最近は子供が手伝ってくれるので、私は商品に触ることがありません。そこでふと気が付きました。


見える人は商品などを実際に見て、何があるか記憶します。似た様なことを私も手で触って箱から出すことにより、自然に行っていたのです。いくらネットで注文してもそれは文字や音の情報であり、エネルギーも重さも何もありません。それが商品になって私の前に現れ、触ることにより、より印象が強くなり、記憶されるのでしょう。


視覚からの情報は遠く離れていても獲得されます。私のように見えない人は、触ることにより認識されます。私自身から積極的に家の事などを手伝い、いろいろなものに触れることは、非常に大切なことなのだと実感しました。


そんなことを書きながら、今日も子供にすべて頼んでしまいました。冷蔵庫に入ってしまったら、いくら触ってもその商品が何かはなかなかわからないので、買う段階で触るようにやはりしないといけません。

 
 

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