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受取り方と捉え方

執筆者の写真: Akihiro ArakawaAkihiro Arakawa

私はいつものように5時前に目が覚めました。

ホテルなのでランニングマシンで走ることができないので、軽く30分足踏みなどをして、体を動かしました。

そして、シャワーブースへ。

こういう場合、シャワーブースにはシャンプーなどが置けるように小さな棚が付いています。

それを手で触りましたが見つかりません。

シャワーのヘッドの近く、壁、壁、壁・・・。

いろいろ触りましたがありません。

そのままブースを出て、洗面台の左側を触ると、2つの小さなボトルがありました。

これはどちらかがシャンプーでどちらかがボディシャンプー。

そう思い、またシャワーブースへ。

上に置くことができないので、床に置きました。

シャンプーかボディーシャンプーの確立は2分の1。

そして、パッケージを開いて手に出すと・・・。

何と強烈な匂い、そして液体!

???

そうそう、これはマウスウォッシュでした。

そこでまた洗面台に行き、今度は右を触ります。

すると手前から奥に3本。

まあ、この先頭がシャンプーかボディシャンプー、もうどちらでも良いと思い、再びシャワーブースへ。

そして手に取ってから頭を洗い始めると・・・。

なんだかリンスとも違うような・・・。

化粧品のような・・・。

当然泡立ちません。

もう面倒臭くになってしまい、よく頭と体をシャワーで流し、そのまま出ました。

そして、香織ちゃんがお風呂に入るときにその話をして香織ちゃんは苦笑い。

まず、シャワーブース内の棚は入ってすぐ左にありました。

そして、そこにはちゃんとシャンプー、ボディーシャンプー、コンディショナーと3本並んでいました。

この棚を見つけることができれば、かなりの確率で体か頭を洗うことができたのに・・・。

まあ、目が見えないということはこのようなことも自分の中で楽しめる割り切りが重要です。

これは諦めるとか開き直るという意味ではありません。

自分の心を常に明るい未来に向けるためのテクニックです。

目が見えないと、落胆していても何も始まりませんから。

ここで私が「目が見えないとシャンプーも探せない・・・、これはホテルにクレームを・・・」

こんな考えでは運からも見放されてしまいます。


だから、楽しく行きましょう(生きましょう)、ね!


 

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