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「8倍の時間短縮・まるで新幹線!」

視覚障害者のみなさん、iPhoneでこんなこと思ったことはありませんか?

「画面がつるつるでボタンがない。見えないと使えない」

「Siriで何でもできると聞いて買ったノに、できることは限られていて前の電話の方がよかった」

「いくら視覚障害者のiPhone教室に通っても、使える様になった感じが全くしない」

そんな人にお勧めなのがRivoとHable Oneです。

前回のコラムに関するYouTubeを作成しました。

是非聞いてみて下さい。


私は2014年頃から、様々な場所でiPhone講習会やスマートフォンに関する講演を行ってきました。もちろん、まだRivoが存在しない時代です(初期のRivoはありましたが)。

講習会では、下記のような内容を実施しました。

机上でのスワイプ、タップ、ダブルタップの練習

iPhoneの画面を使った左右スワイプの練習

「天気」アプリを起動し、24時間および10日間の天気予報を聞く練習

電話アプリを起動し、下の「キーパッド」に切り替え、電話をかける練習(実際にはSIMのないiPhoneを使用するため、番号を押す練習になります)

最後にメモアプリを起動し、スプリットタップで文字入力。特に短い単語を中心に練習し、うまくいけば自分の名前を入力する練習

これらの講習内容で約2時間でした。

講習が終わる頃には、参加者の約7割がそれなりに使えるようになっていました。そして、講習会の最後には「ここでできたことは、あくまでも一時的なものです。お店ですぐに機種変更しないでください」と念を押すことを忘れませんでした。

しかし、大抵10名いれば1人はそのままお店に駆け込んでしまい、翌日「どうしよう」と困った電話がかかってくるのでした。

このような講習会を受けても、残念ながら実際に使えるようになる人はごくわずかです。

これは覚えられない参加者が悪いのではなく、そもそも高いハードルがあるのだから、仕方の無いことだと思います。

そんな講習会でしたが、Rivoの登場で状況は一変します。

通常の展示会では、一人の方に長い時間をかけることはできません。短い時間で説明しないと、次にお待ちの方に迷惑をかけてしまいます。

しかし、Rivoを使えば約15分で講習会と同じようにアプリの起動と文字入力ができるようになるのです。

今まで2時間かけていた講習会は何だったのだろうと、思わず考えてしまいました。

2時間は120分、これが15分でできるのですから、8倍の時間短縮です。

例えば、東京から大阪を時速25キロの自転車で移動すると約20時間、新幹線では約2時間30分です。ちょうど8倍の時間短縮ですね。

それと同じ時間短縮をもたらすのがRivoの存在です。

つまり、操作に手間取っていらいらしたとしても、その時間が8分の1に短縮されるわけです。

すごいと思いませんか?

 
 

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